2024/06/24

【岡山県】[春休み旅]専売公社線&弾丸列車用地

5/26(日)、春休み旅03日目(その2)

広島オフの濃ゆ〜いゲレンデ仲間と別れ、この日は岡山へ。

今回のお宿も、市内では珍しく敷地内に駐車場があって停めやすいので定宿となりつつある、岡山シティホテル桑田町さんにお世話になりました。

岡山シティホテル桑田町 - Spherical Image - RICOH THETA

岡山は鉄道の歴史が古く、あちこちに廃線跡・鉄道遺構があります。県もこれを観光資産と認識しているようで、「岡山 廃線跡」なんてググるとまずこんなパンフレットが出てきたりします。

この日は、そんな廃線鉄の聖地・岡山に東京から転勤となった、廃線鉄仲間でありお茶の水橋都電レール保存会の同志でもある村上さんと待ち合わせ。ヒマを見つけては薮を漕いで廃線跡に入り浸るような人なので、私がもし上司なら絶対岡山には行かせませんが(笑)、ディープなスポットをご存知なのでとても楽しみにしていました。

まずはこちらで腹ごしらえ。めっちゃ旨かった!ごちそうさまです。

で、食後はこちらへ。右側のコインパーキングの形に注目です。

なんとも不自然なカーブ。

実はここ、岡山駅の南西から分岐し専売公社(現JT)の工場に向かっていた専用線の跡なんです。

下は1960年代の航空写真。矢印が上の写真の駐車場の場所。ちなみに左下の円形は転車台ですね。で、でかい・・・!

そして現在の航空写真。

続いて自転車に乗り換え、弾丸列車の用地杭巡りです。なんてディープ❤️
弾丸列車とは、誤解を恐れずに言えば、戦前に計画されたものの実現には到らなかった新幹線のご先祖さま。詳しい解説はWikipediaに譲りますが、ここ岡山市内でも大元駅周辺を中心に用地買収が進んでいました。その敷地の境界を示すのが「境界杭」です。

その昔、工部省鉄道局が所管していたので「工」の文字が彫られています。

ブロック塀の一部と化した境界杭。

フェンスの細マッチョな鉄柱をぶっ刺された境界杭

こんな昔ながらの木製電柱も発見。

巡った杭の場所と写真をプロットしてみました。 

岡山のディープな探索は翌日も続きます!

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