この地図は1968~1969年頃のもの。
現在の石川線は、金沢市街の野町を起点に西金沢で進路を変え鶴来(つるき)まで南下する路線(地図では青のライン)ですが、以前はこの先にも延びていました。
1980(昭和55)年 紫のライン・・・能美線(鶴来~新寺井)全線廃止
1987(昭和62)年 緑のライン・・・金名線(加賀一の宮~白山下)全線廃止
2009(平成21)年 赤のライン・・・石川線(鶴来~加賀一の宮)廃止
今回は赤のラインを探索。といっても、当時はまだ廃線跡探索にそれほど入れ込んでおらず、どちらかと言えばお気に入りのカメラを試す風景をさがすのが目的だったので、駅周辺しか写真がありません・・・。
起点は鶴来駅。
風情があってなかなか絵になる駅です。
駅の南側は終点なのに線路が右にカーブしつつさらに続いています。列車の折り返し用に線路が残されているようですね。
で、いきなり今回のメインエリア、隣の旧加賀一の宮駅へワープ(笑)。
駅舎は修復や移設の話も出ているようですが中に入れそうにないので、その横から駅舎のウラへ・・・ありましたよ、線路が!
そしてその先にはホームも残されています。この時点で廃止からまだ8年ですので、当然と言えば当然ですが・・・。
振り返って鶴来方面。
春も近い3月下旬、線路の間にはフキも目を出していました。
これはフキじゃありませんが、なんか生えてます(笑)。
ん?あそこだけ草が生えてない?
人の通り道でした。列車と違い、今でも渡る人がいるから草も生えてこないのでしょう。
振り返ると構内は若干広さがあります。ポイントは撤去済なのか見つけられませんでしたが、留置線があったのかもしれません。
さらに先に進むと、小さな橋を越えて・・・
線路終了。旧石川線はここまで。この先は旧金名線です。
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